危険!飲んではいけない痩せる薬!安全なダイエットサプリの見分け方

「サプリを飲むだけで楽して痩せたい!」
「食事制限や運動なんてもっての外…。」

痩せたいけど頑張るのは嫌、って思いますよね。
私もです(笑)

さまざまなダイエットサプリが出回る中、「飲むだけで誰でも絶対にすぐ痩せる」というパッケージを見たらつい手に取ってしまいます。

でも、それって本当?

絶対に痩せるの?誰でも?

はっきり言って、
「誰でも」「絶対に」「すぐに」「痩せる」商品は無いです!!

効果が得られないだけでなく健康被害がでてしまうようなダイエット商品は危険です。

今回は、注意が必要な薬と安全なダイエットサプリを見分けるポイントを詳しくご紹介します!

ダイエットサプリと危険な痩せる薬の違い


ダイエットサプリは栄養を補助する「食品」であるのに対し、危険な痩せる薬とは日本で承認されていない医薬品成分が含まれているものを指します。

飲むだけで痩せる効果が得られる可能性もありますが、それに伴い様々な健康被害があり最悪死亡するケースも報告されている、非常にリスクの高い薬です。

海外の危険な薬と健康被害の事例

日本で承認されていない医薬品成分が使用されている海外製のダイエットサプリは要注意。
実際に健康被害が報告されている危険な薬をご紹介します。

タイ製のダイエット薬は危険?

「ホスピタルダイエット」などと称されるタイ製のダイエット薬は死亡例を含む多数の健康被害事例が公表されています。
注意が必要なタイ製のダイエット薬
・MDクリニックダイエット
・ヤンヒーホスピタルダイエット

これらには向精神薬が含有されている場合があり、そのような製品については麻薬及び向精神薬取締法で禁じられております。

引用・参考:厚生労働省「ホスピタルダイエット」などと称されるタイ製の向精神薬等を含有する無承認無許可医薬品による健康被害事例について

中国製のダイエット薬は危険?

中国製のダイエット薬からフェンフルラミンなどの成分が検出されており、肝障害や死亡事故を含む多数の健康被害事例が公表されています。
注意が必要な中国製のダイエット薬
・御芝堂減肥こう嚢
・せん之素こう嚢
・茶素減肥

フェンフルラミンは食欲を抑制する効果があるとされています。
覚せい剤とよく似た構造をしており、肝障害や甲状腺障害、心停止などさまざまな健康被害が報告されています。
日本では承認されていません。アメリカでは過去に承認されていましたが、1997年に使用禁止となりました。

引用・参考:横浜市衛生研究所 ダイエット食品とフェンフルラミン

注意が必要な成分

危険な副作用があると報告されている成分をまとめました。
全てが必ずしも危険というわけではないですが、服用には医師の管理や厳重な注意が必要です。

・シブトラミン…国内未認可の医薬品
【効果】満腹中枢を刺激する食欲抑制剤
【副作用】血圧上昇及び心拍数増加、頭痛、便秘、動悸、心室細動、心筋梗塞など
【使われている薬】リデュース、リダクティル、メリディア、オベスタットなど

・エフェドリン/麻黄…OTC医薬品、注射剤のみが処方箋医薬品
【効果】もともとは気管支喘息治療薬。食欲不振や発汗の副作用をダイエットに応用している
【副作用】心拍数増加、体温上昇、不眠、発汗過多、精神興奮、高血圧、幻覚など
【使われている薬】エフェドラ、生漢煎、和漢箋、ナイシトールなど

・ジアゼパム…処方箋医薬品
【効果】馴化、鎮静作用、抗痙攣作用
【副作用】眠気、抑うつ、吐き気、運動機能障害、めまい、薬物依存、順行性健忘など
【使われている薬】ホスピタルダイエット、ニューホスピなど

・カバ/カヴァ/カバカバ…医薬品。南太平洋諸国原産のコショウ科の植物
【効果】食欲抑制、精神安定、ストレス緩和。現地では酒に酔ったような酩酊感を得られる嗜好品として親しまれる。
【副作用】肝臓障害
【使われている薬】エクスタシー・ダイエット

・メリロート…芳香性物質クマリンを豊富に含んだマメ科のハーブ
【効果】クマリンには血液をサラサラにする効果があり、むくみを解消します
【副作用】知覚麻痺、肝機能障害、吐き気、嘔吐、下痢
【使われている薬】メリロート

安全なダイエットサプリの見分け方

危険な成分は避けるとして、同じような謳い文句が並ぶ中でいったいどれが安全かつ効果があるのか。
見分け方にはいくつかポイントがあります!

薬事法を守っていますか?

ダイエットサプリ選びで気を付けたいのが、広告やパッケージが薬事法に触れていないか、という部分です。
効果を誇張した大げさな表現は、逆に不信感を煽られますよね。

ダイエットサプリは薬ではないので「飲むだけで絶対に痩せる効果がある」などという表記は基本的に薬事法違反。

売りたいがためにインパクトを持たせたい企業の気持ちはわかりますが、広告ですら法律を守っていない製品は成分や効果も信頼できないでしょう。

第三者機関の審査を通っていますか?

ダイエットサプリを開発している会社が自社の商品を推すのは当然ですよね。
しかしその成分、本当に効果があると期待していいのでしょうか。

これを判断する基準として参考にしたいのが、第三者機関の審査です。

保健機能食品

消費者庁が定めたそれぞれの基準をクリアした商品であれば機能性を表示することができる食品です。
よって、保健機能食品マークがある商品に関しては、パッケージで効果を謳っていても薬事法違反には当たりません。
保健機能食品は条件別に以下の3種類に分けられます。


①特定保健用食品(トクホ)
健康の維持増進に役立つことが科学的根拠に基づいて認められている食品です。
「コレステロールの吸収を抑える」などの表示が許可されています。
表示されている効果や安全性については国が審査を行い、食品ごとに消費者庁長官が許可しています。

②機能性表示食品
事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品です。
販売前に安全性及び機能性の根拠に関する情報などが消費者庁長官へ届け出られたものです。
ただし、特定保健用食品とは異なり、消費者庁長官の個別の許可を受けたものではありません。

③栄養機能食品
一日に必要な栄養成分(ビタミン、ミネラルなど)が不足しがちな場合、その補給・補完のために利用できる食品です。
すでに科学的根拠が確認された栄養成分を一定の基準量含む食品であれば、特に届出などをしなくても、国が定めた表現によって機能性を表示することができます。

引用・参考:消費者庁 「機能性表示食品」って何?

その他の認定マーク

・GMPマーク


GMPマークは製品に品質と一定の安全性が確保されていることを示すものです。
そのため効果や機能を保証するものではありません。2つの第三者機関がそれぞれ審査・査察をしています。
引用・参考:一般社団法人日本健康食品規格協会

 

・JHFAマーク

認定健康食品(JHFA)マークとは、栄養成分や有用成分がきちんと表示通り含まれているかどうか・規格成分のみならず一般細菌や大腸菌なども分析した上、表示内容についても医学・栄養学の専門家から構成する「認定健康食品認定審査会」で審査がなされた商品に表示されるものです。

引用・参考:(財)日本健康・栄養食品協会 【 認定健康食品(JHFA)マークとは 】

 

・安心安全マーク

NPO法人日本サプリメント評議会が定める評価基準をクリアした「評価製品」すべてに付与されるマークです。含有成分や原料などのデータがチェックされます。放射性物質の検査をする安心安全マーク+もあります。
引用・参考:NPO法人 日本サプリメント評議会

 

・モンドセレクション

出品者からモンドセレクション本部に送付された商品に対し、栄養学者、大学教授、化学者などの独立した専門家が審査を行います。含有される有効成分など約20の評価基準を含む評価シートをもとに、点数によって各賞が与えられます。
引用・参考:モンドセレクション ダイエット &ヘルス

これらのマークは言わば証人のようなもの。
成分や製造過程を、売り手や買い手とは別の冷静な目線で評価しているという点では大きな判断材料になるでしょう。

痩せる薬は本当に危険なの?


危険な薬はもちろん避けたいですが、安全かつ簡単に痩せられる薬は存在しないのでしょうか。

国内の病院で処方される肥満治療薬2種

肥満治療として医療機関で処方される痩せ薬も存在します。

しかしこれらは肥満の治療が目的のため処方・保険適用にはかなりハードルの高い条件を満たす必要があります。

日本の病院で処方される肥満治療薬とその効能、副作用についてまとめました。

①ゼニカル

仕組み:主成分のオーリスタットが腸内で脂肪を分解する酵素リパーゼの働きを阻害。脂肪が体内に吸収されるのを最大30パーセントカットしてくれます。
効果はある?:アメリカで行われたゼニカルの臨床試験では、87%の人に痩せる効果が認められました。
副作用:吸収されなかった脂肪がそのまま排出されるので、油性便・脂肪便などの症状が現れることがあります。脂溶性ビタミン不足により肌が乾燥するという報告も。

②サノレックス

仕組み:主成分マジンドールが食欲調整中枢などに作用し食欲中枢を制御、さらに満腹中枢を刺激することにより食欲を抑制します。
効果はある?:正式に認可された医療用の食欲抑制剤です。服薬には医師の処方が必要です。
副作用:渇感・便秘・吐き気・嘔吐・悪心・睡眠障害・胃部不快感・発疹・掻痒症・不安感などが報告されています。依存性があるため服用期間に制限あり。第3種向精神薬とされている非常にリスクの高い薬です。
飲み合わせに注意が必要な薬が複数あるので必ず医師の診断を受けてください。

ダイエットサプリの作用と副作用


医薬品でなくとも、ダイエットサプリ内の有効成分には作用と副作用があります。

作用とは商品の主要効果のこと。代謝をあげる・糖の吸収を阻害する、などがあげられます。
これに対し副作用とは本来求めている目的(主作用)とは別に現れる作用のこと。頭痛や吐き気などがよくあがりますね。

作用の裏には副作用がある

効果の出方が人それぞれなように、副作用症状の出方にも個人差があります。
たとえば予防接種。同じ注射を打ってもケロッとしている人と高熱で寝込む人など、ふり幅は体質や体調により様々です。

ダイエット効果を出すにはそれなりに長期間の摂取が必要ですが、副作用は我慢しないで。
体調がすぐれず、からだに合わないと感じたら止める判断も大切です!

下剤タイプは要注意

特に注意が必要なのが下剤タイプ。
便秘に効果があるダイエットサプリは効きすぎると酷い下痢に悩まされる症例が多く上がっています。
やばい、と感じたらすぐに飲むのをやめましょう。

医薬品との組み合わせにも気を付けて!

ダイエットサプリは薬ではなく食品なので、基本的に自由に飲むことができます。

しかし、野菜やお肉をそのまま食べるのと違って成分が濃縮されており、からだへの影響が大きいです。
このため医薬品との組み合わせに注意が必要な場合も。

病院にかかる際には念のため、お医者さんにサプリメントを把握してもらった方が安心できるでしょう。

ダイエットに近道はない!

今回は痩せる薬の危険性や、安全なダイエットサプリ選びについてご紹介しました。
楽して痩せられたら理想的ですが、やはりリスクは避けられません。

ダイエットの目的は人それぞれですが、美容と健康のためと考える方が多いはず。
健康に痩せるためには健康的な生活が必要不可欠です。

安全なダイエットサプリでサポートしつつ、健康で美しいからだを手に入れたいですね!

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